01 September

9月からの社会保険料について

掲載日:2010年09月01日   
税務ニュース

今年7月1日から12日(通常は7月10日まで)の間に提出した健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届に基づいて、その年の9月から翌年の8月までの標準報酬月額が決定され、それによって同期間における健康保険料や厚生年金保険料の額が決まりました。

社会保険料の定時決定は4月・5月・6月の報酬の支払基礎日数が17日以上(平成18年7月1日から従前の20日から変更)ある月について、その報酬の平均額を標準報酬月額等級区分にあてはめて決定されます。

定時決定で決まるのは9月からの保険料ですが、実務的には10月支給分の給与からの変更となりますので、混同しないようご注意ください。
具体的には該当者の給与データと算定基礎届に記載された標準報酬月額を確認した上で、10月支給分の給与から控除する社会保険料の金額を変更します。

なお、厚生年金の保険料は9月から従前の1,000分の157.04から1,000分の160.58(労使折半)に引き上げられるため、前年と同じ標準報酬月額だったとしても控除される保険料は上がることになります(標準報酬月額300,000円の場合で531円(労働者負担分))。

お客様満足度No.1・法令改正に対応した財務会計ソフト「会計王」はこちら

  • おんすけ紹介ページ

Tag

最新の記事

2025年12月12日【2025年分年末調整】通勤手当の非課税限度額の引き上げとは?誰が対象?処理方法も解説
2025年12月09日農家のための青色申告入門|農業所得用申告で節税・手続き・会計ソフト活用法
2025年12月08日非居住者オーナーの賃貸物件に要注意!源泉徴収が必要なケース・不要なケースを解説
2025年12月05日年収の壁もスッキリ解決!令和7年度年末調整を徹底解説
2025年12月05日【文具ライターイチオシ】手帳選びの決定版!2026年手帳トレンド
人気記事ランキング
2025年12月05日 【文具ライターイチオシ】手帳選びの決定版!2026年手帳トレンド
2025年07月10日 定額減税、まだ終わってない?2025年度(令和7年度)住民税の決定通知書で確認すべきこと
2025年04月23日 特定親族特別控除とは?大学生が150万円まで稼いでも63万円控除できるの?扶養控除との違いや課税リスクも解説
2025年09月15日 【2025年度(令和7年度)税制改正】個人事業主はいくらまで稼げば無税?知っておきたい非課税の上限
2025年04月22日 【税理士監修】確定申告で源泉徴収票がない場合の対処法を解説
2024年10月30日 なんでうまく充電できない?USBケーブルと充電器のトラブル
2024年03月20日 「4・5・6月の残業を減らすと社会保険料が少なくなる」は本当か
2024年03月01日 結局、一番得する社長の役員報酬額はいくらなのか!?
2024年12月04日 「NISAなどの金融所得があると社会保険料が増やされる」って本当?
2025年08月21日 特定親族特別控除を受けると、ひとり親控除がなくなるのはなぜ?大学生を扶養するシングルの税リスクを解説

カテゴリ

お問い合わせ

お問い合わせ

当サイトへのお問い合わせはこちらよりお願いします。