【文具ライターイチオシ】手帳と一緒に使いたいおすすめの文房具4選
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新しく手帳を買い替えるタイミングで、手帳の新しい使い方を考えるのも楽しみの一つですよね。このシーズンは新作の手帳だけでなく手帳と一緒に使える周辺の新作アイテムも続々と登場しています。2025年は手帳のアレンジや持ち運びに便利な文房具をプラスして、さらに手帳を使いやすくカスタマイズしてみませんか?
手帳の余白やスキマを簡単アレンジ
手帳を使っている時に意外と多いのが「手帳の真っ白い空白や、空いたスペースが気になる」という悩みです。できるだけ毎日手帳を書きたいと思っていても、忙しいときは空白のページになってしまったり、余白が増えてしまい途中で挫折してしまった経験がある方も多いのではないでしょうか? そんな手帳の余白やスキマのページが気になる方におすすめのアイテムが、マークスの「マステⓇ 水性ペンで書けるマスキングテープ・フレーク」です。手帳やノートにササっと書き込んで貼るだけで、おしゃれで統一感のあるページを作ることができます。
一般的なマスキングテープに文字を書く場合、油性ペン以外の筆記具だとインクがはじいてしまい文字が書けないのですが、マークスの「マステⓇ 水性ペンで書けるマスキングテープ」シリーズは、水性ペンやシャープペンなど好きなペンで書けるのがポイントです。
ビジネスシーンでも使いやすいのがシンプルデザインの「フレーム」です。1つに5種類の絵柄が各6枚入っていて合計30枚とたっぷり使えます。他にもミシン目が便利な「方眼」、可愛らしい絵柄の「パターン」などプライベート用にデコしたい場合などにも使える絵柄がたくさんあります。何も書くことがない時は「マステⓇ 水性ペンで書けるマスキングテープ・フレーク」にTODOをまとめたり、今日の一言日記を書いてみると手帳が楽しく使えます。
マークス「マステⓇ 水性ペンで書けるマスキングテープ・フレーク」
価格:715円(税込み)
スティック型の持ち運びに便利なスタンプ
サンスター文具から2024年9月に登場した「スティッキールスタンプ」は、5色のスタンプが1本にまとまったスティック型のスタンプです。職場やカフェなどの外出先スタンプを持ち運ぶと、荷物がかさばったり重くなってしまうことが多くありますが、「スティッキールスタンプ」は、ペンケースにも入れやすい縦長で場所を取らないことで注目を集めています。
丸・四角・ハート・三角の同じデザインのスタンプが5色ずつセットになっています。スタンプの内部にインクが内蔵さされている「浸透印」タイプなので、スタンプ台や朱肉を使わずいつでもすぐに使えます。使いたいカラーの部分を回すと外れるようになっています。自分の使いやすい並び順に入れ替えたり、別のデザインと組み替えることもできます。色合いは一般的なビビットなカラーのスタンプとは異なり、ニュアンスカラーなのもポイント。
「スティッキールスタンプ」ならではの使い方は、あらかじめ自分で色と予定のジャンルを設定しておくと、人前で見せても自分だけの予定が分かるという予定管理に活用できます。例えば仕事の予定はコーラル、推し活はイエロー、趣味はナッツなど色分けしておくと、人前で開いてもプライベートの予定が自分にしか分からないという使い方ができるので、人目を気にせず予定をまとめることができます。他にも四角デザインのスタンプは、押すだけでTODOリストができるのでタスク管理にも最適です。
サンスター文具「スティッキールスタンプ」
価格:825円(税込み)
新発想の手帳に着せる収納「手帳のはらまき」
アイデアとネーミングセンスが秀逸なアイテムがミドリの「手帳のはらまき」です。手帳をそのまま持ち運ぶと表紙が折れてしまったり、角が汚れてきたりと1年使う手帳だからこそ汚れが気になりますよね。そんなカバンの中で手帳が開いてしまうのを防ぐブックバンドとしても使えるうえ、伸縮性のあるポケットにペンや小物を入れて手帳と一緒に持ち運ぶ収納としても使えるのが「手帳のはらまき」です。
生地はよく伸びて丈夫なニット素材で、国産の高品質な「五泉ニット」を使用しています。「五泉ニット」とは、250年以上の歴史ある繊維の街「新潟県五泉市」のニットブランドです。丁寧な生産工程に知恵と技術が詰め込まれた、国内トップクラスの品質が魅力。写真はシンプルな「リブ編み」で他にもニットを活かした「ケーブル編み」や爽やかな「ランダムリブ編み」など3種類の編み方があります。
使い方はとても簡単で、手帳にすっぽりとかぶせるだけです。表に2つ裏に1つ全部で3つのポケットがついているので、筆記具や付箋などの小物をポケットに入れて収納としても活用できます。写真2枚目のように靴下を折り返すような感覚で、ニットのフタをかぶせると小物を落とさずにしっかりとホールドするので安心して持ち運ぶことができます。
ミドリ「手帳のはらまき」
カラー:ツートーン グレー・薄紫・ベージュ・黄色・青緑・ツートーン 水色
対応サイズ:A6~B6の2種類
価格:2970円(税込み)
ノートのように開いて一覧できるペンケース
コクヨから2024年12月4日発売の最新のペンケースが登場しました。ノートのようにパッと開いて、必要な文具をサッと取り出せる「ペンケース<パンケース>」は、ノートのように開いて中身が一覧できるブックタイプのペンケースです。ペンケースの需要が多様化する中で、使いたいペンや文具が埋もれて見つけにくく、取り出しづらいというユーザーの悩みに着目した商品でコンパクトで収納力が抜群なのが特徴です。
文房具を持ち歩くと付箋や定規、修正テープに消しゴムといった大小さまざまなサイズ感に分かれるので、大きなペンケースにまとめて入れる方も多いか思いますが「ペンケース<パンケース>」は、6つのポケットとストラップホルダーで文具をキレイに分類し収納ができます。何も入れていない状態の厚さはわずか3㎝程度とコンパクトですが、ペンの想定収容本数は約18本と見た目以上の収容力があるのもポイント。左上にはストラップホルダーが新しく搭載されていて、ここにアクリルキーホルダーなどを収納できるので自分だけの推し活もこっそりできます。
先行して発売されている中国では、ストラップホルダーにキーホルダーを付けて推し活を楽しんだり、ヘアゴムを通してメイクポーチとして使ったりと、さまざまな活用方法がSNSに投稿されています。ペンケースというと文具の収納のイメージですが、他にも編み物の道具などを入れたりと自分の使い勝手の良いようにアレンジして使えるのも魅力です。
コクヨ「ペンケース<パンケース>」
カラー:ブラック・グレー・ブルー・イエロー
価格:1650円(税込み)
手帳周辺アイテムは「アレンジと収納」がトレンド
特に2025年の手帳のトレンドは予定管理だけでなく、ログや日記としての使い方が主流になってきました。日々を楽しく彩るアイテムとしてアレンジやデコ要素を兼ね備えたマスキングテープやスタンプシール等人気が高くなっています。それに加え、テレワークなども増えたことからカフェで仕事や勉強をする人が増え、手帳と一緒に使う筆記具などを持ち歩くペンケースや収納グッズも注目が集まっています。ペンケースは学生時代に使ったものをイメージする方も多いと思いますが、社会人やポーチ感覚で使えるものも増えてきたので、ぜひ手帳と一緒に店頭やWEBでチェックしてみてはいかがでしょうか?
ABOUT執筆者紹介
文具ライター やまぐちまきこ
人気サイト「フムフムハック」の編集長。手帳やノート、ペンなどの文具を中心とした情報を発信中。雑誌やWEBで文具ライターとしても活躍しており、「NIKKEIリスキリング」で文具記事を連載中。ラジオにも多数出演し文具情報を紹介している。