「文具ライターイチオシ」プレゼントにおすすめのペン・一言添えたいお礼状
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お世話になった上司や先輩、家族や友人などのプレゼントに「ペン」を選ぶ方が増えています。手帳を書いたり、資料をチェックしたりと毎日使うペンは老若男女問わず贈り物に最適です。そこで今回はいつもお世話になった方に贈りたい人気のペンと、一緒に気持ちを添えるときにぴったりな一言箋をご紹介します。
生まれ変わった筆記具ブランド「ZOOM」
トンボ鉛筆は「ZOOM(ズーム)」は1986年に誕生した筆記ブランド。生誕から38年目を迎え、全面的なリブランディングが行われました。「日本発のコンテンポラリーデザインペン」を目指し、日本の技術と感性をベースにした、より自由で新しいスタイルの筆記具が発売。どの商品も高級感があり洗練されたデザインなので、プレゼントとしてもぴったりです。
「ZOOM C1」は、ノックの部分が浮遊して見えるデザインが特徴のペン。0.5mmと0.7mmの黒の油性ボールペンと0.5mmのシャープペンシルの3種類から選ぶことができます。ボディ本体は建築材料や航空宇宙機器部品に使われるほどの頑丈な素材のジュラルミン合金を採用しています。また、表面にアルマイト加工処理を施すことで、耐食性も強化されてサラサラな感触がポイント。クリップは亜鉛ダイキャストを採用し、折れにくさを追求しています。カラーは、サンドシルバー、フルブラック、グラファイトブルーの3色で、値段は7700円(税込み)です。
「ZOOM L1」は、キャップ式の水性ゲルインクボールペンです。シルバーの中軸に、表面をすりガラスのようにマット加工した高透明素材DURABIOの外軸をオーバーレイしたデザインになっています。そのため、シルバーの細軸がフォルムになることもあれば、軸に反射した光がDURABIOと一体化して太い軸に見え、存在感を放つなど変幻するシルエットが魅力。カラーは、シルバー、フルブラック、グラファイトブルー、マットブルー、マットブラウン、マットグレーの6色。ボール径は0.5mmインク色は黒とブルーブラックの2色で値段は4400円(税込み)です。
「ZOOM L2」は、触れたくなるような質感にこだわったペンです。ソフトフィール塗料「ネオラバサン」を使用しペンではあまり感じたことのない、ラバーのようで丁寧になめしたレザーのようなしっとりした感触がクセになるペンです。カラーはマットシルバー、マットフルブラック、マットホワイト、マットブルー、マットグレー、マットラベンダーの6色で、ブラック以外は淡いライトグレイッシュトーンになっています。0.5mmの油性ボールペンと0.5mmのシャープペンシルから選べます。値段は3520円(税込み)です。
「ジェットストリーム」が「カリモク家具」コラボ
三菱鉛筆の大人気商品のクセになる、なめらかな書き味の油性ボールペン「ジェットストリーム」シリーズから、カリモク家具とコラボレーションした便利なペン「JETSTREAM × karimoku 4&1」が登場しました。4&1は黒、赤、青、緑の0.5mmのボールペン4色と0.5mmのシャープペンが1本に搭載されているので、ノートや手帳、書類や資料への色分けなどの書き込みに最適で、これ1本あるだけでどんなシーンでも使える便利なペンです。
パッケージには、古紙を再生利用した紙製パッケージが採用されています。商品の本体と色を合わせたデザインが印象的で、大切な方へのギフトとしても最適です。カラーはサンセットオレンジとスチールブルーの2色で、値段は3300円(税込み)です。カラー塗装部分には、ファブリック家具のように、しっとりと柔らかな手触りが印象的なソフトフィール調の塗装を採用しています。マットな質感や落ち着いたトーンのパーツの組み合わせで日常に溶け込む温かみのあるデザインが特徴です。
カリモク家具の木製家具の製造工程で生まれる木の端材をグリップに再生利用されています。サンセットオレンジにはナラ材、スチールブルーにはウォールナット材をグリップとして採用されています。木目や色合いに天然木ならではの違いがあり、木軸部は木目や色合いが1本1本異なるので毎日使っていくのが楽しみになります。
グリップが木製になっているので、適度に重さがあり手馴染みも良く書き心地も抜群です。デザイン性や機能性はだけなく、素材が持つストーリーにも、愛着を持って使える1本です。
文字がきれいに書ける一筆箋
便箋で手紙を書くとなると、言葉選びが難しかったり、マナーや作法が気になってしまう方も多くいます。お礼状や挨拶状などの一言を添えたいときは、便箋を使わず一筆箋を使う人気が高まっています。字が上手く書けず自信がない方におすすめなのが、文字教室を主催する文字のプロフェッショナル、竹内みや子さん監修で開発されたミドリの「きれいな手紙が書ける」シリーズです。
一筆箋は、縦横両用と縦罫の2種類あります。値段は、縦横両用は418円(税込み)で、縦罫は396円 (税込)です。それぞれ30枚入で、付録に文字のお手本と秘密の下敷きが入っています。秘密の下敷きは一筆箋の下に敷いてもガイドラインがちゃんと見えるので、ガイドラインを意識しながら文字を書くと、きれいに揃った文字を書くことができます。行数は5行なので、一言メッセージを添えたいときにおすすめです。
手紙を送りたいときは同シリーズの「きれいな宛名が書ける封筒」と揃えて出すのがおすすめです。きれいな宛名が書ける封筒 (縦)は8枚入で値段は418円 (税込み)です。他にも封筒洋2サイズや、横型など便箋の大きさに合わせてサイズ展開が豊富にあります。
こちらも「秘密の下書き」が入っています。下敷きは住所や宛名を真っすぐきれいに書けるガイドラインになっているので封筒に差し込んで使います。「秘密の下書き」のガイドラインが見えるように封筒の紙の材質が薄くできているので、手紙が透けるのを防ぐために使用する紙が付属しています。これを使うだけで普段、書きなれない一筆箋や封筒の文字がきれいに書けるので初心者さんにおすすめの一品です。
メッセージカード感覚でつかえる「ひとことふたこと箋」
日本ホールマークの「ひとことふたこと箋」は、一筆箋よりもコンパクトなサイズ感で、気軽にちょっとしたメッセージを添えたい時に便利です。一筆箋よりもさらにフランクに使えるので「いつもありがとう」や「誕生日おめでとう」など手短にメッセージを添えたいときに最適です。絵柄のテイストや種類がとても豊富なので、送る相手に合わせて絵柄を選んだり、コレクションするのも楽しくなります。
こちらは「和のいろどり」という絵柄の、ひとことふたこと箋です。和のテイストの絵柄で、たてよこ両用で使えます。「和のいろどり」は罫線がなく2柄24枚入っています。ひとことふたこと箋は絵柄によって縦罫や横罫、エンボスやラメ加工などの加工法も変わります。同じ絵柄の「ひとことふたこと封筒」もあります。郵送不可のミニサイズで、ポチ袋としても使えます。
プチギフトと添えるときにおすすめの絵柄は「ワイルドフラワーIII」です。可憐な小花をモチーフにしたデザインでホールマークのロングセラー商品です。小花が細かいエンボス加工されているので高級感ある仕上がりです。こちらは1柄12枚入りで、横罫入り。値段はワイルドフラワーIIIのひとことふたこと箋は308円(税込み)ひとことふたこと封筒は4枚入りで308円(税込み)です。
幸せを届ける青い鳥をモチーフにしたひとことふたこと箋です。幸せを届ける青い鳥をモチーフにした繊細なデザインで全体にキラキラのラメ加工がされています。他にも、フルーツの柄や町の絵柄、かわいい犬のモチーフなどたくさん種類があるので、文具コーナーでぜひチェックしてみてくださいね。送る相手や送りたいものにぴったりなデザインが見つかりますよ。
贈り物にペンがおすすめ
いつもお世話になっている方にプレゼントを贈る時、何を贈ろうか迷いますよね。最近はギフトとして贈れる数千円代のペンの人気が高まっています。あらかじめギフトBOXに入っているものも多く、ラッピングするだけで高級感がある上、毎日使えるので男女年齢問わず贈りやすいギフトです。お世話になった方に一筆添えるとさらに気持ちも伝わるので、ペンにメッセージを添えて贈っててみてはいかがでしょうか?
ABOUT執筆者紹介
文具ライター やまぐちまきこ
人気サイト「フムフムハック」の編集長。手帳やノート、ペンなどの文具を中心とした情報を発信中。雑誌やWEBで文具ライターとしても活躍しており、「NIKKEIリスキリング」で文具記事を連載中。ラジオにも多数出演し文具情報を紹介している。