【文具ライターイチオシ】手帳選びの決定版!2026年手帳トレンド
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2026年の手帳のトレンドは、昨年から引き続き予定の管理だけでなく「ライフログ」としても使える手帳が人気です。「ライフログ」とは、日常生活で起こった出来事や、趣味やイベントといった記録、食事や運動、体調の記録など1日の行動記録をまとめる手帳の使い方が注目されています。1日1ページたっぷりメモがとれるタイプから、ノート感覚で使える手帳など、手帳のフォーマットと特徴別に2026年の手帳のトレンドをご紹介します。
1日1ページの手帳を使いたい!

1日1ページたっぷり書ける「ジブン⼿帳DAYs 2026」
コクヨの「一生つかえる手帳」をコンセプトとした手帳シリーズの「ジブン手帳」。ライフログやスケジュール管理など、一年を楽しく便利に使うためこだわりがつまった3分冊構成の「スタンダード」やビジネスシーンで使いやすい「Biz」など様々なタイプがありますが、今年注目のフォーマットが1日1ページの「DAYs」タイプです。

デイリーページ
縦軸に24時間軸、横軸に前後の日付と曜日を配した独自のフォーマット「T型タイムライン」が特長の手帳です。1日1ページなのでたっぷり書き込めます。「仕事とプライベート」、「本業と副業」といった異なる情報をページの左右に書き分けられるのがポイント。ページの左側にはTODOリストがあるので、その日のタスクを書き出すこともできます。

マンスリー&ハビットトラッカー
マンスリーのページは、下にハビットトラッカーが付いています。「ハビットトラッカー」とは、自分が習慣にしたいことのチェックリストのことです。例えば「筋トレをする」、「読書を30分する」など目標を書いて達成した日にチェックをつけることで習慣化をサポートしてくれます。マンスリーページでは、月の予定と習慣記録とTODOの3つを同時にチェックすることができます。

写真上が「ジブン⼿帳DAYs 2026」下が「ジブン⼿帳DAYs mini 2026」
2026年は日本の四季や風情をポップに表現したテキスタイルデザインを製作する京都のブランド「SOU・ SOU」とのコラボレーションの表紙デザインが魅力。限定シールが付属されているので、表紙のデコレーションやライフログのアレンジにも使えます。サイズはA5スリムの「ジブン⼿帳DAYs 2026」とB6スリムの「ジブン⼿帳DAYs mini 2026」の2種類あります。
コクヨ「ジブン⼿帳DAYs 2026」
SOU・SOU ピンク、SOU・SOU アイボリー、SOU・SOU ブルー 5170円(税込み)
グレー 4950円(税込み)
コクヨ「ジブン⼿帳DAYs mini 2026」
SOU・SOU ピンク、SOU・SOU アイボリー、SOU・SOU ブルー 4400円(税込み)
グレー 4290円(税込み)
自分にあったウィークリー手帳を使いたい!

主張しすぎないくすみカラーがポイント
ビジネスシーンで使いやすい手帳のラインナップ豊富なのが、日本能率協会マネジメントセンターの手帳ブランド「NOLTY」シリーズです。中でも2026年に注目の手帳は「NOLTY エクリPlus B6」です。B6サイズのコンパクトな手帳で「週間バーチカル」、「週間ブロック」、「週間方眼メモ」の3つのフォーマットに分かれています。予定が多い場合や、メモを書き込みたいかなど使いたいシーンに合わせて手帳を選ぶことができます。

週間バーチカル
「週間バーチカル」は、縦軸に時間軸、横軸に日付が配置されているのが特徴のフォーマットです。「NOLTY エクリPlus B6」は、7時~24時までの時間軸を書き込むことができます。仕事やプライベートの予定がたくさんある方や、時間軸でメモを取りたい方におすすめのフォーマットです。右のページはメモスペースもあるので、1週間のTODOや備忘録のメモがとりやすいのがポイント。

週間ブロック
「週間ブロック」は、見開き1ページが8等分されているフォーマットです。1日のスペースが広く予定管理や日記など、メモたくさんとりたい方におすすめです。「NOLTY エクリPlus B6」は、1日に5つのTODOリストが付いているので、予定やタスクの管理がしやすくなっています。TODOリストはやることだけでなく、今日起こった出来事や気になったトピックなどを書くと日記感覚で使えます。

週間方眼メモ
斬新なフォーマットの「週間方眼メモ」は見開きの半分以上が方眼スペースになっているメモがたっぷりとれるフォーマット。ノートがわりに使う方も多い、人気急上昇の手帳です。1週間で見開き1ページを使うので、毎日ノートはとらず必要な時だけメモを取りたい方におすすめです。

2026年は新カラーが登場
1年を大切に過ごせるよう、手帳の巻頭にはマンスリープラン、巻末にはヘルスチェックやメモなどのフォーマットも充実。メモページもあるので、ライフログにもおすすめです。2026年は表紙にアイボリー、アイスブルー、ベージュの3色が追加されカラーバリエーションが豊富になりました。
日本能率協会マネジメントセンター「NOLTY エクリPlus B6」
NOLTY エクリPlus B6-7(ピスタチオ、アイボリー)(週間バーチカル)2068円(税込み)
NOLTY エクリPlus B6-8(パウダーイエロー、アイスブルー)(週間ブロック)2068円(税込み)
NOLTY エクリPlus B6メモ(ピンク、ベージュ)(週間方眼メモ)2068円(税込み)
ノート感覚で手帳を使いたい!

ビジネスシーンやプライベートでも使いやすいデザイン
マークスの「ストレージイット」手帳は、発売20年周年を迎えたロングセラーの人気商品です。フォーマットは、B6サイズの「ウィークリー・レフト」や、B6・A5サイズの「マンスリー+ノート」の3種類あります。持ち運びやすくノート感覚で手帳を使いたい方におすすめなのがB6サイズの「マンスリー+ノート」です。

マンスリーページ
1ヵ月の予定を俯瞰で把握しやすい「マンスリーページ」。1マスの中心には上下の区切り線があるので、午前・午後の予定や仕事とプライベートの予定など書き分けられるのがポイント。週の始めには、ウィークリーメモ用の1マスも付いているので1週間の目標や、ちょっとしたメモに最適です。

ノートページ
手帳の後半は、105ページの5mm方眼の「ノートページ」になっています。ライトブルーの罫線が特徴です。毎月の仕事のメモや季節のイベントの予定をマンスリーページに書いて、日々のメモをノートページに書いていく使い方がおすすめです。手帳兼ノートとして1年を通して使える、ちょうどいいボリュームになっています。

スライドジッパー式のカバーがポイント
スライドジッパー式のカバーはペンや定規など、よく使う文具を収納したり、他にもカードやチケット。推しのカードやチェキなど、自分のスタイルに合わせて自由に使えます。スライドジッパー式のカバーがあると中にポストカードやシールなどを入れて表紙をデコレーションする楽しみもあるので、予定を管理する手帳だけでなく、自分らしさを表現するためのツールとして活用できます。

ビジネスシーンでも使いやすい全6色
「ストレージイット 2026年版手帳 月間ブロック B6変型」は、シーンを選ばず長く愛されてきたシンプルなカバーデザインなのでビジネスシーンでも安心して使えます。2026年は落ち着いたブラウンとやわらかなピンクの新色が仲間入り。他にも表紙のデザインが豊富で「OSAMU GOODS(オサムグッズ)」や、韓国生まれのゆるかわキャラクター「ブランチブラザー」などコラボデザインも人気を集めています。
マークス「ストレージイット 2026年版手帳 月間ブロック B6変型」
ブラック、ブラウン、ミント、ピンク、パープル、ホワイト 1870円(税込み)
好きなタイミングから手帳をつけたい!

表紙のバリエーションは全10種類
デルフォニックスの人気の「ロルバーンシリーズ」に、日付を自由に書きこめる「ロルバーン フリーダイアリー」が2025年10月に新登場しました。日付を自由に書き込めるフリーダイアリーは、日付が空欄になっていて好きなタイミングから使える手帳です。一般的に販売されている手帳は1月始まりや12月始まりなど、始まり月が決められているものが多いのですが、日付フリータイプは始まり月にこだわらず「今使いたい!」と思ったタイミングから使い始められます。

日付なしマンスリー
月と日付を書き込んで使う「マンスリーページ」見開き1ヵ月の計12ヶ月分使えます。右のページの日曜日の隣がメモスペースになっているのでその月のTODOリストや、イベントメモにも使えます。

日付なしブロック
ブロックタイプの「ウィークリーページ」見開きで8日間、約52週分で1年間使えます。日付と天気を書く欄があり、その日のタイトルやトピックをつけることができます。5mm方眼メモになっているので、日々の予定管理だけでなくライフログや趣味の記録にも活躍してくれます。

グレージュ、イエロー、ダークブルー
方眼メモページも72ページとたっぷりメモがとれます。他にも、やりたいことなど自由に活用できるリストページ、年間の記入ができるカレンダー、便利なクリアポケットもついています。サイズは、B6に近い大きさの人気のLサイズなので使い勝手も抜群です。例えば読書記録や体調管理、推し活など記録を残したいと思ったタイミングから使い始められるのでおすすめです。
デルフォニックス「ロルバーン フリーダイアリー L」
グレージュ、イエロー、ダークブルー 1595円(税込み)
手帳選びのコツは「何をメインで書きたいか」を先に決めておくのが大切!
2025年から「ライフログ」手帳の人気が続き、日々出来事や行動のログをとり自分の生活リズムを可視化するのがトレンドになっています。例えば、食事記録や体重の変化など体調管理に特化した手帳を作る時は、時間軸のある「週間バーチカル」や見開きで1週間の行動が分かる「週間ブロック」タイプの手帳がおすすめです。他にも、推し活やイベント記録など不定期に書きたいものがあるときは「ノートページ」を活用することもできます。手帳選びに悩んだときは、何を書きたいか自分の中で棚卸しすると手帳が選びやすくなるのでおすすめです。
ABOUT執筆者紹介
文具ライター やまぐちまきこ
人気サイト「フムフムハック」の編集長。手帳やノート、ペンなどの文具を中心とした情報を発信中。雑誌やWEBで文具ライターとしても活躍しており、「NIKKEIリスキリング」で文具記事を連載中。ラジオにも多数出演し文具情報を紹介している。

















