【文具ライターイチオシ】読書の秋におすすめ!大人の読書ステーショナリー
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毎年10月27日から11月9日までの2週間は「読書週間」です。さまざまな書店や出版社で秋の読書キャンペーンが行われるなど、自分の興味がある本を探すのにぴったりの季節。そこで今回は、本を読むのが便利で楽しくなる、読書に役立つ文房具をご紹介します。
本を開いたままの状態をキープできる文鎮がブーム

置くだけで安定して書籍を開いた状態にできる
本を読むときに便利なアイテムがコクヨの「本に寄り添う文鎮」です。ページを開いた状態をキープする時に、片手で開きながら読むのはちょっと面倒だったり、参考書など分厚い本を開いた状態をキープできるクリップも人気ですが、クリップを使うと本を傷む可能性もあります。大切な本を傷めずに手軽に読書を楽しめるのがこの「本に寄り添う文鎮」です。

絶妙なカーブが開いた本にぴったりにフィット
文鎮と聞くと小学生の頃、書道の時間で使ったまっすぐな棒状のものをイメージする方も多いと思いますが、本のカーブに沿った湾曲のデザインがポイント。本の上に置くだけで良いので、手軽にページをめくることができます。適度な重さがあるので、書籍を開いた状態でやさしく安定して保てます。

資格習得などの勉強にも
読書だけでなく資格習得などの勉強にも使えたり、他にもレシピ本を見ながら料理する時にも活用できます。素材は鉄と真鍮の2種類で、デスク周りのアイテムと合わせても使いやすいカラーが特徴。インテリア性も高いデザインになっています。1つ持っていると読書や勉強が捗ります。

手前から、真鍮製・鉄製グレー・鉄製黒
コクヨ「本に寄り添う文鎮」
素材:真鍮製
価格:6600円(税込み)
素材:鉄製(グレー・黒)
価格:2310円(税込み)
本を汚さずはがせるマーカーを使ってマーキング

フィルムテープ式の画期的なはがせるラインマーカー
本を読んでいる時に覚えておきたい情報や心に響いた言葉に出会った時、蛍光ペンでマーキングしますよね。蛍光ペンを使うと、裏にインクが移ってしまったり、うまく線が引けず気になってしまうことも…。本を汚してしまうのが嫌な方におすすめなのが、カンミ堂の「はがせるマーカー」です。

あとで剥がして引き直しや微調整ができる
「はがせるマーカー」は、6mmのフィルムテープ式のラインマーカーです。簡単にまっすぐなラインを引くことができます。のり面がふせんと同じ「再はく離粘着」になっているので、きれいに貼ってはがすことができます。曲がってしまったラインをはがして直すなど、あとで調整も簡単にできるので、気になった部分に気軽にラインが引けます。

半透明になっているので下の文字が透けて見える
2024年7月26日にはラインナップに初のスモーキーカラーを含む6種の新色が登場しました。カラフルながら紙面に馴染む落ち着いたトーンのカナリア、ライラック、アプリコットと、絶妙なくすみ感があるスモーキーな色合いの、ラベンダー、セージグリーン、ピンクベージュの全6色。半透明になっているので下の文字が透けて見えます。読書だけでなく、手帳のスケジュールやノートにも活用できるので1つあるだけで色々な場面で活躍してくれます。

新色の6色
カンミ堂「はがせるマーカー」
カラー:新色は、カナリア、ライラック、アプリコット、ラベンダー、セージグリーン、ピンクベージュの全6色
価格:396円(税込み)
「しおり」と「ふせん」一体になった読書に便利なふせん

くすんだカラーの3種類のふせん
ダイゴーの「ティータイム読書ふせん」は、「しおり」と「ふせん」が一体になった、読書に便利なふせんです。気になった所や読み返したい一文を簡単に目印をつけられます。ふせんは、破れにくく丈夫なフィルムタイプなのがポイント。本から少しはみ出した場所に貼っても剥がれません。

気になる一文をサッとマーク
ふせんの大きさは文庫本からはみ出さない手のひらサイズなのがポイント。上部の部分がタブになっているので、挟むとしおりとしても使えます。しおりになる台紙はポリプロピレン製で、ふた付きでふせんをしっかり保護してくれます。付箋には言葉が書かれているので、気になった一文の上に貼ってマークできます。

シリーズごとに言葉が異なります
1つのふせんには、3種類のプリントされた文字と3色の無地タイプの6種類入っています。無地タイプは言葉や日付などを自由に書き込んで使います。コーヒーは、「好きな一行・思い出したい・いい言葉」カフェオレは、「好きな一行・思い出したい・いいセリフ」、紅茶は「好きな一行・思い出したい・好きな場面」がプリントされているので、使いたい言葉やふせんの色合いで選ぶのがおすすめです。

バリエーションは3種類
ダイゴー「ティータイム読書ふせん」
カラー:コーヒー、カフェオレ、紅茶
価格:594円 (税込み)
読んだ本をまとめたい人におすすめの「読書ノート」

ハードカバーの表紙
本を読んだ後は、本から得た情報や知識や感想やをメモしたくなりませんか? そんなときは、読書記録を手軽に残せる「読書ノート」がおすすめです。好きなノートを使って書くこともできますが、マークスの「EDiT 読書ノート」は、読書記録を残すフォーマットが充実しているので、これから「読書ノート」を始めたい方にぴったり。

ブックジャーナルのページ
メインの「ブックジャーナル」ページです。読んだ1冊の本の感想を見開きでまとめられます。基本情報の項目が充実していて、タイトル 、 著者、装丁家、出版社、初版 、読了日、ジャンル、国、価格、購入先 、評価、感想、キーワード、 引用と全14項目あり、項目を書き進めていくのが楽しくなります。

ブックストア・アドレスのページ
他にも、心に残った言葉、読書リスト、お気に入りの本 、ブックストア・アドレス、支出表など本に関する情報を1冊にまとめることができます。お気に入りの書店の記や気になるブックカフェの情報を「ブックストア・アドレス」ページでまとめたり、年間の読書記録がひとめでわかる「読書リスト」など、読書のためのコンテンツページが充実しています。毎月5冊程度で、約1年間分の読書記録を綴ることができるので、この秋から初めてみてはいかがしょうか?

写真左からブルー、ブラウン、レッド
マークス「EDiT 読書ノート」
カラー:ブルー、ブラウン、レッド
価格:2420円(税込み)
「読書の秋」を楽しもう!
今年の夏も猛暑日が続きクーラーのよく効いた部屋と暑い屋外を行き来し、夏バテや体調が万全ではないことが多かったのではないでしょうか? 気温が落ち着いて、過ごしやすい秋の気候は、読書を楽しむのにぴったりの季節です。電子書籍も人気ですが、アナログだと本を読んで心に響いたタイミングで、そのままマークをしたりメモを書けたりと自由度も高いので、ぜひ秋に読書をしてみませんか?
ABOUT執筆者紹介
文具ライター やまぐちまきこ
人気サイト「フムフムハック」の編集長。手帳やノート、ペンなどの文具を中心とした情報を発信中。雑誌やWEBで文具ライターとしても活躍しており、「NIKKEIリスキリング」で文具記事を連載中。ラジオにも多数出演し文具情報を紹介している。