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協会けんぽの被扶養者確認
掲載日:2010年05月01日
税務ニュース
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政府管掌健康保険から協会けんぽに移行してはじめての被扶養者資格の確認が行われます。
中小企業等で働く従業員とその家族が加入している協会けんぽでは、財政状況が悪化していることもあり、被扶養者資格の確認をしっかり行い、本来、被扶養者から解除しなければならない人のチェックを重点的に行う予定です。資格確認の対象となるのは、平成22年4月1日において18歳未満の被扶養者と平成22年4月1日以降に被扶養者認定された被扶養者を除く平成22年5月13日現在、健康保険の被扶養者となっている人です。
被扶養者だった子供が仕事を始め、勤務先で健康保険に加入した場合に、被扶養者資格解除の届け出を行わないと、二重加入となってしまいます。協会けんぽは平成22年5月下旬から6月下旬にかけて事業主あてに被扶養者状況リスト等を送付します。企業側で該当被扶養者が現在も健康保険の被扶養者の条件を満たしているかを確認し、被扶養者状況リストに必要事項を記入し、事業主印を押印の上、7月末までに返送しなければなりません。
返送された書類は協会けんぽで確認しますが、書類に不備等があれば企業側に照会する場合もありますので、確実に必要事項を記入して返送した方がよさそうです。