【文具ライターおすすめ】仕事がサクサクはかどるおすすめの手帳活用術2024年
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コロナ禍以降手帳に書く予定が減り手帳離れをしてしまった方も増えてきました。その反面ノートを愛用する方が増え、ノートの使い方を色々とアレンジして使うのが主流になってきました。そこで今回は、手帳を新しく買い変えるのではなく普段使いのノートを手帳感覚で使えるようにするアレンジ術をご紹介します。
マンスリーのシールを貼ってカレンダーに
ミドリの「MDダイアリーシール」は、好きなところに貼るだけで自分だけのオリジナルダイアリーとして使えるシールです。普段使いのノートに貼るだけでカレンダーとして活用することができます。
2024年版のMDダイアリーシールは、2023年12月~2025年1月の14ヶ月分の月間ブロックと、2024年と2025年の2枚の年間カレンダーの計16枚がセットになっています。サイズはSとMの2種類でSサイズがH138×W95mm。MサイズがH172×W118mm約一回りほど違うサイズ感になっています。
SサイズのシールをA5サイズのノートに貼ったイメージです。SサイズよりMサイズの方がA5サイズにフィットするので、文字や予定を大きく書きたい場合はMサイズがおすすめです。紙にはミドリから発売されている「MDノート」と同じ「MD用紙」が使用されているので、書き心地も抜群です。
日付が記載されていないフリータイプのダイアリーシールもあります。今すぐから使いたい場合や、好きな月だけ予定を書きたい場合などはフリータイプがおすすめです。フリータイプは、月間スケジュールが16枚入っています。手帳とノートの大きな違いはスケジュールの機能があるかどうかが大きいので、手帳を1冊使いこなせる自信がない方や、手帳にそこまで予定を書かない方などは、愛用しているノートに「MDダイアリーシール」を貼ってスケジュールを管理するのがおすすめの使い方です。
ミドリ「MDダイアリーシール」
MDダイアリーシール<Sサイズ> 770円 (税込み)
MDダイアリーシール<Mサイズ> 1,100円 (税込み)
MDダイアリーシール<フリー> 660円 (税込み)
ルーズリーフを手帳として活用する
ルーズリーフというと勉強用のノートや打ち合わせのメモとして使うイメージが強いですが、近年は手帳として使う方も増えています。マルマンの「ルーズリーフダイアリー」シリーズから罫色が優しい「パウダーカラー」が登場しました。カラータブが四半期(3ヵ月)ごとに色分けされているので可視性も高く、仕事やプライベートに合わせて組み替えができるので自由度が高く使えるのがポイントです。
「ルーズリーフダイアリー パウダーカラー」は、見開き1ヶ月カレンダースタイル(13ヶ月分/2024年1月~2025年1月)+メモページ・鉄道路線図(首都圏・近畿圏・6都市地下鉄)の35枚がセットになっています。各月見開きで1ヶ月の予定が書き込めます。下のスペースにはメモとしても使えます。
各月の裏は見開きのメモページになっています。ここには各月のトピックやTODOを書いたりと自由に使うことができます。個人的には、この月に書いたルーズリーフのページを全てここに挟んで1ヶ月のメモを管理するといった使い方をしています。ルーズリーフは自由度が高い反面どこに何を書いたか忘れることもあるので、1ヶ月ずつのメモの管理にも最適です。
カラータブは加工がされているので1年間使ってもよれずに使えます。カラータブは3ヶ月ごとに色分けされているので1年間の予定を季節や四半期に合わせて管理しやすくなっています。自由に編集や入れ替えできることがルーズリーフダイアリーの最大の魅力です。横罫や方眼罫など定番のルーズリーフや、小さいサイズのルーズリーフミニなどを組み合わせて自分好みにカスタマイズできるので、ビジネスシーンだけでなくプライベートなど幅広く活躍してくれます。
マルマン「2024年1月始まり ルーズリーフダイアリー パウダーカラー 月間」
A5サイズ 1320円(税込み)
B5サイズ 1430円(税込み)
ウィークリーやデイリーの予定を付せんで管理
たまたま今週だけ予定が多い時や、1日だけ打ち合わせなどびっしり予定が入ってしまいポイントで予定を管理したいときはデルフォニックスの「ロルバーン 付せん」を使うのがおすすめです。紙の色はロルバーンに合わせたクリーム色付せんです。ロルバーンシリーズに合わせて使うと色が馴染みますが、もちろん他のノートと合わせても使えます。フォーマットが3種類あり、まずは1週間の予定を書き込める「ウィークリー」です。曜日のみ記載があるので日付を自分で書き込んで使えます。
4つの項目が書き込める「ログチャート」。左端には日付を、一番上には項目を書き込めば、縦軸でそれぞれの予定を管理できます。項目を書き込むスペースは7段あるのでで、1枚で一週間分の予定管理が可能です。仕事やプライベートの予定だけでなく、健康管理やダイエット記録など様々な使い方ができます。
「タイムスケジュール」は、縦向きに使う付せんです。左端には時刻が記入できるスペースがあり、その他は5mm方眼メモになっています。時間軸で予定管理や予定の組み立てができるフォーマットです。バーチカルタイプの手帳感覚で使えます。付せんはそれぞれ20枚入りでサイズはH50×W100mmです。必要な時に必要な予定のみを書き込めるので、ノートにスケジュールを管理したいときに大活躍してくれる付せんです。
デルフォニックス「ロルバーン 付せん」
ウィークリー・ログチャート・タイムスケジュール各495円(税込み)
ポンとおすだけで万年カレンダーが完成
ノートにスケジュールを後付けしたいときはスタンプをおすという方法もあります。シヤチハタの「連結数字スタンプ 万年カレンダー」は、ノートや手帳の記録が便利にできる組み替えが自由なスタンプです。
「連結数字スタンプ 万年カレンダー」は、行や列をまとめて組み替えできる万年カレンダーです。使い方はスタンプの持ち手にある凹凸部をはめ合わせることで、縦にも横にも連結できるようになっています。左右に力を入れるとパカッと簡単に外れるので、行や列をまとめて組み替えが簡単にできます。
曜日の表記が日本語と英語の2種類あります。日本語は漢字、英語はアルファベットの表記なので好みで選ぶのがおすすめです。スタンプパッドで色を変えると土曜日を青、日曜日を赤にしたりと自由に色を楽しむことができます。行や列をまとめて移動できるので週の始まりを月曜始まりや日曜始まりだけでなく水曜始まりといった使い方もできるので自分の働き方に合わせたカレンダーが作れます。
シヤチハタ「連結数字スタンプ 万年カレンダー」
日本語・英語 各3,080円(税込み)
自分に合った使い方を棚卸し!
新しく手帳を新調しようと思うものの、1冊が高くなかなか手がでない…、使いきれるか自信がないという場合は、まず手帳に何を書くか棚卸しをするのがおすすめです。実際に手帳を買ったものの使っていないページが多い場合は、手帳のフォーマットと働き方が合っていないケースが多いです。月間や週間の予定が必要なのかは、働き方や部署異動や転職、ライフスタイルによって大きく変わってくるので、普段使いのノートにカレンダーのシールや付せん、ハンコなどを使って自分がどのフォーマットが使いやすいのか実際に試してみるのも楽しいですよ。
ABOUT執筆者紹介
文具ライター やまぐちまきこ
人気サイト「フムフムハック」の編集長。手帳やノート、ペンなどの文具を中心とした情報を発信中。雑誌やWEBで文具ライターとしても活躍しており、「NIKKEIリスキリング」で文具記事を連載中。ラジオにも多数出演し文具情報を紹介している。
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