01 June

労働保険料の申告準備

掲載日:2010年06月01日   
税務ニュース

労働保険(労災保険と雇用保険)の平成21年度分の確定保険料と平成22年度分の概算保険料の申告及び納付手続きは6月1日(火)から7月12日(月)(平成22年度は7月10日が土曜日のため7月12日まで延長)の間に行う必要があります。今年の申告については、平成21年4月1日から平成22年3月31日までに雇用する労働者に支払った賃金総額を基準に行うことになります。

労働保険の保険料の申告・納付は、毎年度当初に概算で当年度分の保険料を申告・納付し、翌年度の当初に確定申告の上、精算することになります。そのため、一度の申告・納付で前年度の確定保険料と当年度の概算保険料を併せて申告・納付することになります。また、石綿健康被害救済法に基づく一般拠出金(1,000分の0.05)も、その際に併せて申告・納付することになっています。

なお、概算保険料額が40万円(労災保険か雇用保険のどちらか一方の保険関係のみ成立している場合は20万円)以上の場合などについては保険料の納付を3回に分割することもできます。
申告書は5月末に各企業宛に発送され、6月1日以降に届く予定ですので、それまでに平成21年4月1日から平成22年3月31日までに支払った賃金総額を把握するなど、事前の準備をしておいた方がよいでしょう。

お客様満足度No.1・法令改正に対応した財務会計ソフト「会計王」はこちら

  • おんすけ紹介ページ

Tag

最新の記事

2025年11月12日経営相談の現場から[シリーズ第17回]契約を取りたい!BtoBサービスの商談の勘所
2025年11月11日青色申告で経費の判断、なぜ必要?経費になるもの・ならないもの、家事按分の方法を解説
2025年11月10日非農家から年商1000万円以上をめざす新規就農に必要なものは?
2025年11月10日子どもと話したいお金と税金のはなし[第9回]:生き物は備品と同じ?動物園のゾウやサーカスのライオンと税金のはなし
2025年11月06日【確定申告】青色申告承認申請書、いつ出すべき?年明け提出では間に合わない理由を解説
人気記事ランキング
2025年04月23日 特定親族特別控除とは?大学生が150万円まで稼いでも63万円控除できるの?扶養控除との違いや課税リスクも解説
2025年10月24日 【インボイス】「原則課税vs簡易課税」どっちがオトク?2割特例終了に備えて比較してみた
2025年07月10日 定額減税、まだ終わってない?2025年度(令和7年度)住民税の決定通知書で確認すべきこと
2023年12月02日 「国民年金の控除証明書が届いていたんですけど、どうしたらいいですか?」と問われたら、何と答えればよい
2022年04月26日 JA「建物更生共済」の保険料は年末調整で控除できる?所得税の扱いを確認しよう
2025年04月22日 【税理士監修】確定申告で源泉徴収票がない場合の対処法を解説
2025年08月21日 特定親族特別控除を受けると、ひとり親控除がなくなるのはなぜ?大学生を扶養するシングルの税リスクを解説
2024年12月04日 「NISAなどの金融所得があると社会保険料が増やされる」って本当?
2025年09月15日 【2025年度(令和7年度)税制改正】個人事業主はいくらまで稼げば無税?知っておきたい非課税の上限
2025年06月06日 「食料品の消費税ゼロ」とは?非課税・免税の違いと実施された場合の影響を解説

カテゴリ

お問い合わせ

お問い合わせ

当サイトへのお問い合わせはこちらよりお願いします。