【文具ライターおすすめ】オフィスで大活躍!仕事の効率化に最適な事務文具
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日々書類作成や管理、来客や電話応対応など細々とした作業が発生する事務仕事。資料の整理や、封筒ののりづけなど郵送物の準備といった細かい作業に時間がかかりますが、機能性が高い文房具に変えると毎日の作業が効率アップ! サクサク仕事を進めることができます。今回は事務作業が捗る、イチオシの事務文具をご紹介します。
紙の角までしっかり塗れるスティックのり
コクヨの「GLOO(グルー)」は、「貼る」という単なる作業になりがちな行為を、使うたびに心地よくより豊かなものにしたいという思いから生まれたブランドです。封筒や書類にのりづけするとき紙面からのりがはみ出て机が汚れたり、手がべたついてしまったことはありませんか? そんなのりづけ作業のストレスを軽減させてくれるのが「GLOO(グルー) スティックのり」です。
一般的なスティックのりののり面は丸い円筒形が定番ですが、のりを使って貼る紙はレシートや封筒など四角で角のある紙がほとんど。そこで生まれた「GLOO(グルー) スティックのりは」コクヨの技術で四角いのりを実現。のり面が四角なのでレシートや封筒の角にピタッとキレイに貼ることができます。また、本体も四角形なのでデスクから転がって落ちにくく、のりを送り出すつまみ部分も握りやすくなっています。四角いのりを作るのは難しく、試行錯誤を重ねて誕生した商品です。四角いのりに合わせてキャップも四角くすると隙間ができてしまい乾いてしまうため、キャップには丸型を採用しのりの乾燥を防いでくれます。この構造は特許が取得されています。
スティックのりは3種類あります。写真のキャップが青のタイプは色が消えます。青の色が付いたのりなので塗った場所がわかりやすく、塗ったあとは色が消えるので安心です。他にもキャップがオレンジのタイプは、シワなくキレイに貼れるのが特徴で、薄い紙でもシワにならずにキレイに貼れます。しかも接着力が強いので、幅広い用途で大活躍してくれます。3つ目のキャップがグレーのタイプは粘着度が高く厚紙などの分厚い紙でもしっかり貼れます。それぞれ粘着力が違うので使う用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
コクヨ「GLOO(グルー) スティックのり」
種類:
GLOO(グルー) スティックのり(色が消える)
GLOO(グルー) スティックのり(シワなくキレイ)
GLOO(グルー)スティックのり(しっかり貼る)
値段:
GLOO(グルー) スティックのり(色が消える)・GLOO(グルー) スティックのり(しっかり貼る)
Sサイズ154円(税込み)
GLOO(グルー) スティックのり(シワなくキレイ)
Sサイズ165円(税込み)
軽い力でサクサク使えるホッチキス
会議用の資料をとじたり領収書やレシートをまとめたいときにデスクワークで活躍するホッチキス。たくさんの紙を一度にとじようとすると針が曲がったり、資料が分厚いと力をいれるので手が疲れてしまうことも。そんな悩みを解消してくれるホッチキスがマックスの「Vaimo11」シリーズです。
「Vaimo11」シリーズは3種類ありますが女性にも使いやすいのが「Vaimo11 STYLE」です。女性の声を反映し手が小さい方でも使いやすいよう握り部分の体積を15%カットしてスリム化されています。手なじみの良いスリムボディーで、カラーにもこだわりツートンカラーが採用されているのが特徴です。2枚から最大40枚まで軽い力でサクサクとじることができます。サイドには針の残量が一目でわかる大きな「針残量確認窓」が付いているので、針があとどれくらいあるのか一目瞭然。
機能性も充実していて、紙の裏側で針を平らに折り曲げる「フラットクリンチ」という技術が採用されています。針の凹凸による膨らみを抑えることで、キレイな仕上がりになるだけでなく資料がスリム化できるので、資料を配布する際はかさばりにくく、針の厚みが薄くなるので多くの資料を作るときに最適です。事務作業の相棒として力を発揮してくれるホッチキスです。
マックス「Vaimo11 STYLE」
カラー:ブルー・ベージュ・ピンク
値段:2200円(税込み)
美しさと機能を兼ね備えた穴あけパンチ
書類に穴をあけてファイリングしたいときにぴったりのパンチが、カール事務器株式会社の「デコレ・パンチ」です。本体のカラーがトレンドカラーにリニューアル。机の上に出しておいても空間に馴染むナチュラルカラーの4色に生まれ変わりました。手のひらサイズでいつでも取り出しやすくササっと使えます。
「デコレ・パンチ」は紙専用の2穴パンチで、穴あけ枚数は10枚。書類や資料をファイリングしたいときに片手でサクサク使えます。丸い銀色の部分がロック機能になっていて、ハンドルロック機能が搭載されています。通常時の高さは51mmですが、ロックすると高さ30mmとコンパクトになるのでデスクワゴンや引き出しにぴったり収納できます。
書類の中心に穴をあけたい時は、紙の真ん中に軽く折れ目を入れそこを目印にしてパンチする方も多いかと思いますが「デコレ・パンチ」は、簡単に書類の中心に合わせられる「サイドゲージ」が付いているのが特徴です。サイドゲージは引き出して長さを変えられ、A3~B6短辺・A4~B5長辺・LTR長辺・A4長辺4穴に対応しています。穴をあけたい紙のサイズにサイドゲージをセットして紙を入れると中心にパンチできます。紙に折り目をつける必要なくきれいに仕上がる便利なパンチです。
カール事務器株式会社「デコレ・パンチ」
カラー:クリーム・ピンク・ライトブルー・ライトグリーン
値段:748円(税込)
※2024年3月1日 本体価格改定予定 変更後935円(税別)
ミニサイズのふせんとクリップがひとつに!
ちょっとしたメモや予定を書き込みたいときに便利なのがふせんです。机の引き出しやペンケースにしまって、使いたいときにパッでてこないという悩みを解消してくれるのが「クリップ」と「ふせん」が一体化したカンミ堂のアイデア文具「ミニクリップ ココフセン」です。クリップ自体にふせんがついているので、なくすことがなくノートや本、小物にもフィット。「ココフセン」はカンミ堂の大人気商品で、ケースごと貼れるふせんとして本やノートの表紙や裏表紙に貼ることで、いつでもふせんを使うことができますが、今回の「ミニクリップ ココフセン」は、新商品としてクリップにつけることにより、さらにいつでも使いやすくなったのがポイントです。
ふせんは紙ではなくフィルムでできています。半透明なので文字の上からふせんを貼っても、下の文字を邪魔せず文字が読めるのでマーキングとしても使えます。油性ボールペンや鉛筆での筆記も可能なので、好きな筆記具でふせんに文字が書けます。ふせんの長さは24mmとコンパクトなので書籍や資料の本文の上のスペースに貼ったり、手帳の予定やTODOとして使うこともできます。しっかり貼れてキレイにはがせるのりが使われているので、紙面にのり残りしにくいので紙に貼った後ベタつきがほとんど気になりません。
付属のふせんを使い切った後は、別売りの「ココフセン ミニ Sサイズ」に付け替えて使用することができます。ふせんのケースの裏面には再はくり可能な粘着シールがついているので、使い切ったら手で剥がして新しいふせんに付け替えられます。パステル系やダーク系など豊富なカラーがあり、2023年には新色が3色加わり、合計7色展開になりました。自分が使う手帳やノートにぴったりな色の組み合わせも楽しめます。
カンミ堂「ミニクリップ ココフセン」
カラー:ミスティパープル・ミスティミントブルー・ミスティホワイトグレー・ミスティピンク・ミスティブラウン・ミスティブルーグレー
値段:484 円(税込み)
人気の事務文具を使って仕事の効率化!
仕事の合間に事務仕事を行うと、ちょっとしたことで時間をロスしてしまったり、思ったより時間がかかってしまうことも。そんなときは普段使う道具を見直すのがおすすめです。事務作業の文具を選ぶポイントは、ちょっと不満やストレスを減らしてくれるものや、機能が加わったものを選ぶと効率アップ。日本の文具は耐久性も高く何年も使えるものが多いですが、新機能が加わった文具も続々と登場しているので、新しいものを取り入れてみると事務作業が捗りますよ。
ABOUT執筆者紹介
文具ライター やまぐちまきこ
人気サイト「フムフムハック」の編集長。手帳やノート、ペンなどの文具を中心とした情報を発信中。雑誌やWEBで文具ライターとしても活躍しており、「NIKKEIリスキリング」で文具記事を連載中。ラジオにも多数出演し文具情報を紹介している。