12 January

絶対に失敗したくない!ポイントを押さえれば"失敗しない" 起業準備8選

掲載日:2022年01月12日   
起業応援・創業ガイド

失敗しない起業準備8選

不安定な経済状況の中、これから起業したいという方がますます増加の傾向にあります。そんな中、よくいただくご相談が、「起業で失敗したくないのですが、何かポイントありますか?」というご質問。失敗する確率を下げるには、「起業準備」がとても大切です。

失敗したくなければ、先に起業の生存率をみよう

失敗したくない方、リスクなく堅実な起業がしたいと思う方は、先に現実の厳しさを知るのがオススメです。毎年どのくらいの割合で廃業をしているかわかるデータがあります。起業して10年後には3割の企業が、20年後になると、約5割の企業がいなくなるという企業の生存率を表すデータです。

引用資料:中小企業白書2011 企業の生存率

このデータから「起業」はやはり厳しい世界で、だからこそ、確実な起業準備をしてから本格的に起業をすることが大切だとわかります。個人的にも今、会社員から起業を検討していらっしゃる方はいきなり会社をやめてしまうのではなく、ある程度、起業がうまくいく目処をつけてから会社を辞めることをオススメします。

失敗しない起業のための準備とは?

起業で失敗したくない方は、最初から「攻め」と「守り」の両建てで起業準備をすることが必要です。内容は以下の通りです。

  • 攻め・・・・売上をつくることや集客
  • 守り・・・・お金の計画

「攻め」の起業準備

「攻め」の起業準備では、売上をつくることにむけて着々と準備を進めていきましょう。

①経験とスキルの棚卸

販売する商品は何にするか、どんなサービスを提供するか決まっていらっしゃる方も、まだ決まっていない方も、まず自分のスキルと経験の棚卸をしましょう。できれば、周りの方にもそのスキルや経験でどれが魅力的に映るかきいてみましょう。自分の強みは自分では意外と見えていないものです。

②ライバルのリサーチをしよう

商品が決まったら、ライバル(競合)のリサーチを徹底的にはじめましょう。私も、開業する前にはライバルのリサーチをしていました。その際、同業だけでなく、似ている業種もあわせてリサーチすると、意外なヒントが見つかります。

③集客ツールを決定しよう

リサーチ結果と自分の商品の特徴を踏まえて、どの集客ツールが相性がよさそうでしょうか。このツールを決めるときは、2つのジャンルの集客ツールから1個ずつ選んで集客ツールを使いましょう。2つのジャンルとは下記の通りです。

1:フロー型メディア

SNS(Facebookやインスタグラムなど)

拡散性は高いのがメリットです。タイムラインなどに新しい情報がどんどん流れていくのが特徴。時間が経った古い情報が見られづらいので、資産性の要素は少ないです。

2:ストック型メディア

ブログ YouTube など

一度いいコンテンツを創ると、Web上に資産として積みあがるのが特徴です。資産になるので、いいコンテンツであれば、時間がたってもみられ続け、長期的に集客に貢献してくれます。ただし拡散性は低いので自ら、ブログやYouTubeをみにきた人にしか情報が届かないというデメリットはあります。

ポイントは、1:フロー型メディアと2:ストック型メディアの両方をバランスよく使いこなしていくことです。そして、ありがちなのがあちこちのツールに手をだしてしまうこと。どのツールも売上につながるように見えますが、あちこち手をださないこと。やることをギュッと絞って、まずは1個ずつ確実に攻略していきましょう。

④集客し、販売しよう

①~③ができたら、③のツールを駆使して、商品販売してみましょう。一からのお客様をみつけてくるのではなく、まずは知人にお客様になってもらい、商品やサービスを購入してどのように感じたか、聞いてみるのもよいでしょう。最初はお客様に購入してもらいやすい、お試し的な小さな商品を販売するのもオススメです。実際のお客様やSNSなどで反応をみながら、ニーズがあり、売上につながる商品となるよう、販売しながらよりよい商品になるようブラッシュアップをしていきましょう。

「守り」の起業準備

起業する時に、なぜ最初から「守り」なのかと疑問に思うかもしれませんが、「お金が尽きたらおしまい」だからです。極端なことを言うと、起業はお金がすべてと言ってもいいすぎではありません。黒字なのに倒産をしてしまう会社があることからも、売上や利益だけをみても、お金の計画で失敗すると、経営はうまくいかないことを端的に表しているのではないでしょうか。

最初から「守り」を強化しておくと、苦境に負けないで、長く続くビジネスにすることができます。

「守り」の起業準備は下記の通りです。

⑤初期費用・設備費用を試算しよう

事業を始めるときにかかるお金をリストアップしましょう。

  • 事務所や店舗を構えるための初期費用
  • 商品の原材料費
  • 会社設立費用

 

⑥生活資金と運転資金を試算しよう

起業準備では、起業後に少なくとも半年は収入があがらなくても、生活していける、事業もまわるお金を最低6ヶ月~12ヶ月分は用意してから起業しましょう。お金に余裕がないと、心も疲弊しますし、お金に振り回され、正しい経営判断ができなくなってしまいます。

具体例はこちらです。

A:毎月最低必要な生活費

毎月生活に必須なお金をリストアップして計算してみましょう。

  • 家賃や住宅ローンの返済額
  • 水道光熱費
  • 食費
  • 子供の学費
  • 通信費
  • その他雑費

B:毎月の事業用運転資金

毎月事業を運営する上で必要なお金をリストアップして計算してみましょう。

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 広告宣伝費
  • 会議費
  • 接待交際費
  • 通信費
  • 外注費

⑦クレジットカードをつくろう

会社を辞めてしまうと、クレジットカードの審査が厳しくなります。しばらくお金を借りることがしづらくなるので、必要な方は先に事業用に個人名義でクレジットカードを作っておきましょう。

⑧売上・経費・利益の表を作成してみよう

売上・経費・利益表とは、超簡便的な事業計画のようなものです。事業計画といっても、まだ準備段階ですし、銀行融資のようなきっちりと細かい計画表である必要はありません。ざっくりでもいいので、起業準備の段階から毎月の売上と経費 そして売上から経費をひいて利益を計画してみましょう。一番大切なのは「利益」がでるような計画になっているかです。利益がない事業=お金に苦労する事業です。

まとめ:失敗しないためにしっかり起業準備を

売上が作れる目処がたち始め、お金の準備もできたら、失敗しない起業のための準備完了です!!万全にしていきましょう。この記事を読んでくださった方が、お金の不安で悩むことなく、起業がうまくいくように、心から願っています!!

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ABOUT執筆者紹介

税理士 吉村知子

ブログ 起業家の税金の知恵袋

ビジネス拡大のため、開業してから法人化を目指す個人事業主や法人のための税理士として、ともにビジネスの飛躍を目指す経営のサポートを行う。また、法人や個人事業主の顧問契約だけでなく、個人事業主向けの講座を開講。確定申告をゴールとしながら、経営者として必要となるお金の知識を学ぶオンラインプログラムが大好評。

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