07 January

男性の育児休業取得のメリットとは

update_2019年01月07日   
社会保険ワンポイントコラム

なかなか進まない男性の育児休業取得。

同僚や上司から白い目で見られ、会社にいづらくなるのではないか。そもそも仕事が忙しすぎて、長期に休むなんて考えられない。ほんとうは取得したいのに、このように考えて、最初からあきらめてしまう、という人も多いようです。また、上司の側も「男が育児休業なんて!」という古い考えに縛られていることもあるでしょう。

実は、育休取得は、本人にも、会社にもメリットが大きいものなのです。まず、本人にとっては、次のようなことが考えられます。

A 自分の仕事を整理し、効率化できる
B 妻との関係がよりよくなり、家庭が安定する
C 妻が働いている場合、就労継続で経済的に大きなリターンがある

そして、会社にとっても、このようなメリットがあります。

1. 対外的な企業イメージがアップする
社員とその家族を大切にする会社、という企業イメージは、人材確保に大きな好材料です。

2. 社員の帰属意識とモチベーションが向上する
「仕事と子育てを両立させたい」と考えている若い世代の男性が増えています。
その希望を積極的にかなえることで、社員の帰属意識とモチベーションが高まります。

3. 協力し合える職場風土になる
男性社員の育児休業取得をきっかけとして、だれかが休んだらだれかが補う、それが当たり前と感じる職場風土を作ることができます。

4. 業務の見える化が進む
本人のメリットAは、チームにもよい影響を及ぼします。
“その人がいないと分からない”という属人化した業務を棚卸しして「見える化」し、チーム内・社内で情報の共有化を進める絶好の機会となります。

5. 助成金の対象になる場合がある
両立支援等助成金のうち、出生時両立支援コースの対象となる可能性があります。
支給額は、中小企業で最大72万円です。

男性の育児休業取得に、どの会社でも取り組んで当たり前になる前に、一歩先んじるのが得策です。

「新型コロナウィルス関連情報」を随時更新中です。