インボイス制度に対応する上での困りごと第一位は?「インボイス制度アンケート集計結果」
みんなの経営応援通信編集部
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インボイスへの本音を探ります!
ソリマチでは、ユーザー様宛にメールマガジン「会計・実務情報通信」を定期配信しています。この「会計・実務情報通信」2021年6月14日号・2021年6月22日号にて、インボイスに関するアンケート調査を掲載し、延べ103名の方からご回答をいただきました。
以下では、その集計結果について、ご報告いたします。なお「複数回答可」とある設問は複数の選択肢を選択できる形式で、それ以外は一つの選択肢のみを選択する形式です。
「知っている」「少し知っている」という回答が全体の7割以上を占めました。ただし、「知らない」が2割弱ですから、未だに十分な周知が行き届いていない現状もあるようです。
こちらも「非常に関心がある」「関心がある」が8割弱を占めました。もともと、インボイスに関心を持っている方がこのアンケートに積極的に答えた、という側面もあるかもしれませんが、現時点で予想以上に多くの方が関心を抱いているようです。
この結果を見ると、回答者全体の52.43%が免税事業者ですから、「免税事業者だが、課税事業者になる」と回答したのは、免税事業者全体の(25.24%÷52.43%×100=)約48.14%です。
「様子を見る」を選択した免税事業者も課税事業者になる可能性がありますから、今後さらに課税事業者の数は増えていくでしょう。
第一位は「制度そのものの詳細がわかりにくい」で、やはりインボイスは理解しづらいと感じている方が多いようです。第二位は「会計処理に伴う業務負担が増えそう」で、こちらも悩ましい問題です。
なお、その他の自由回答については、「課税事業者を選択しないと、取引が減るのではないか」「免税事業者からの仕入れが多い」など、取引関連が多くを占めていました。
「対応する」「必要なら対応する」が8割以上と圧倒的多数を占めました。
まとめ
インボイス制度に欠かせない「適格請求書発行事業者」登録の受付は令和3年10月1日より開始されます。今後、ますますインボイスへの興味・関心は高まっていくことが予想されます。DX office Labでも、インボイス関連の情報を随時発信していきますので、引き続きご覧ください。
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