【文具ライター推薦】2025年はこれで決まり!タイプ別おすすめ手帳
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2025年手帳のトレンドは、働き方や暮らし方の「多様性」を意識した手帳と「ライフログ」が人気です。仕事で在宅ワークなど働き方に合わせて、書くスペースが少なくカレンダー感覚として使えるものから、1日1ページ以上しっかり使いたい方まで2025年に使いたいおすすめの手帳をタイプ別でご紹介します。
ノートのように持ち歩ける「ノートブックカレンダー」
卓上カレンダーを持ち運んで使うようなイメージで使える手帳がマークスの「ノートブックカレンダー」です。特にマンスリーで予定管理をしたい方におすすめの手帳です。ページの種類は一年を1ページで見渡せる「年間ページ」と「マンスリーカレンダーページ」、その裏側にある「メモページ」の3種類。月の予定を書き込んだら、その裏側またはページ後半にある「メモページ」に「TO DO リスト」や「買い物リスト」などを記入して月毎に確認するといった使い方もできます。
サイズ展開も豊富なのも嬉しいポイント。オフィスで使うのにおすすめなのは、大きくて使いやすい人気のB5変型のMサイズと、ノートページが多いB6変型のS縦型も人気が高い商品です。縦型は43ページの罫線メモページが付いているので、仕事用のメモだけでなく、ライフログなどにも使えます。1月始まりのM・Sは、それぞれ10色展開で定番の7色に加え、新たにブラウン、ネオンブルー、イエローが加わりました。カラフルな表紙とリングカラーの組み合わせが魅力で、モノトーンからビビットな色合いまで自分のお気に入りのカラーがきっと見つかります。
2025年はカバンや荷物のミニマム化に合わせて、コンパクトで持ち運びしやすい手のひらサイズのSSが新登場。B7変型サイズで、見開きで1か月の予定を書き込めます。大きさはPCの前に置いて一緒に使いやすいサイズ感です。こちらは全6色がラインアップ。
中面用紙は高級画用紙が使われています。手帳用紙に比べると厚みがあるため、めくりやすく高級画用紙ならではの書き心地も魅力です。表紙カバーは撥水性が高く丈夫な素材なので、飲み物などのちょっとした水滴なら簡単に拭き取れます。1年使うと汚れてしまいがちな表紙もキレイな状態がキープできるので、コンパクトに持ち運もしたい方におすすめの手帳です。
マークス「ノートブックカレンダー」
M(B5変型 1月始まり)1210円(税込み)
S・縦型(B6変型 1月始まり)990円(税込み)
S(B6変型 1月始まり)990円(税込み)
SS(B7変型 1月始まり)825円(税込み)
ビジネスシーンで使いやすい3タイプの手帳
“1年を晴れにする手帳”がコンセプトのいろは出版の「SUNNY SCHEDULE BOOK 2025」は、2017年の発売から年々ユーザー数を増やしている人気の手帳です。フォーマットは大きく分けるとウィークリー・マンスリー・フリーデイリーの3種類展開で、仕事のボリュームや書きたい量に合わせてフォーマットを選べます。カバーのカラーやデザインも豊富です。定番で人気の高いカバーは写真のスタンダードカバー。シンプルでビジネスからプライベートまで使い勝手の良いデザインとカラーが魅力の商品です。
仕事のTO DO管理やスケジュール管理、 プライベート日記やログにも使いやすい一番人気のフォーマットが自由度の高いセミバーチカルフォーマットを採用した「ウィークリー手帳」です。上半分は1週間の縦軸、下半分は方眼メモのフリースペースになったフォーマットになっています。時間軸のないバーチカルなので、時間管理だけでなくTO DO整理や食事記録などライフスタイルに合わせて自由に書き込む内容を決められます。下半分は方眼になっているのでメモやアイデアなどを書き込めるスペースとして活用できます。
初めての方にもおすすめの「マンスリー手帳」は、1日のマスをなるべく大きくとれるよう工夫したデザインになっています。ページ左と下部分の余白には、月ごとの目標やメモを書き込めます。マンスリーのみ、ウィークリーよりも一回り小さく、コンパクトで持ちやすいB6ミニサイズになっているのもポイントです。3つのタイプ全て2025年は手帳用紙がサンライズ手帳用紙から、トモエリバーSに変更され、さらに書き心地が良くなりました。
最近人気が高まっているのが「フリーデイリー手帳」です。1日1ページの日付フリーノートで、日付が入っていないので書きたい時だけ使うことができます。24時間タイムライン付きなので、バーチカル感覚で予定を書き込むこともできます。TO DOの整理や予定の組み立てができるフォーマットで自由度が高いのがポイント。仕事だけでなく、勉強の記録や推し活。日々の日記など様々な使い方ができるのが特徴です。
いろは出版「SUNNY SCHEDULE BOOK スタンダードカバー」
ウィークリー手帳(B6サイズ1月始まり)3465円(税込み)
マンスリー手帳(B6ミニサイズ1月始まり)2310円(税込み)
フリーデイリー手帳(B6サイズ1月始まり)4070円(税込み)
「ルーズリーフ手帳」が人気を伸ばす!
手帳と聞くとノートのような「綴じ手帳」をイメージする方が多いと思いますが、ルーズリーフの手帳も人気が高まっています。
ルーズリーフはシステム手帳と同じようにリングバインダーに好きな用紙を綴じるタイプです。ルーズリーフを使うメリットは用紙の追加や差し替えが自由にできる点です。リフィルの入れ替えができるので情報を整理しやすく、持ち運びの時だけ必要なページだけをもって軽くするなど小回りが利きます。
一番人気が高い「月間ダイアリー」は、カレンダーとメモが交互になった使いやすいフォーマットです。マンスリーページの次に画像の後ろ側にある見開きメモページが入っているので月のメモだけでなく、ここのスペースに月ごとのメモや他のリフィルや日記などをまとめて入れておくと月ごとに管理できます。ルーズリーフを既に使っている方は追加で「月間ダイアリー」を購入しスケジュール管理や月ごとにリフィルをまとめておくという使い方もできるのでおすすめです。
「月間+週間ダイアリー」は2種類あります、1つ目が見開き1ヶ月+見開き片面1週間できるレフトタイプのフォーマットです。週間ダイアリーには、1日を午前と午後に分割してスケジュールが書くことができます。見開きの半分はメモページになっているので、1週間のメモやTO DOなど自由に使うことができます。日々の日記やログとしても使いやすいフォーマットです。
こちらは、見開き1ヶ月+見開き1週間バーチカルのフォーマットです。珍しい24時間対応のバーチカルタイプなので、仕事の記録だけでなく、食事や睡眠記録、運動や勉強など1日の生活の時間の記録としても使えます。この3つのタイプは、カラータブが四半期(3ヵ月)ごとに色分けされているので見やすく、コーティングもされているのでめくりやすいのが特徴です。他のサイズのルーズリーフとも互換性があるので自由にページを組み合わせて自分だけの手帳を作ることができます。
マルマン「ルーズリーフダイアリー」
月間ダイアリー(A5 1月始まり)1430円(税込み)
月間+週間ダイアリー(A5 1月始まり)1760円(税込み)
月間+週間ダイアリーバーチカル(A5 1月始まり)1760円(税込み)
2025年のトレンドが詰まった「デイログ」
ダイゴーの仕事をはかどらせるステーショナリーブランドisshoni.シリーズから、毎日の予定やログ、TO DOなどを書いてタスク管理や記録を残せる「デイログ」が登場しました。特に2025年の手帳業界では、手帳をライフログとして使う使い方に注目が集まり、日記やノートの需要が高まっています。ダイゴーは仕事の日誌や管理や記録(ログ)やTO DOも書ける自由な内容の商品があればと考え、仕事を捗らせる文具シリーズのisshoni.ならではの「デイログ」が登場しました。
フォーマットは約3ヶ月+先の1ヵ月の予定が書き込める「マンスリープラン」と約3か月(92日分)の日記やメモが書ける「トゥデイズプラン」の2種類がメインです。「トゥデイズプラン」は、0~23時のタイムラインが入っているのでバーチカル感覚でも使えます。日付が入っていないので使いたい日だけ使えるのがポイント。
サイズ感は持ち運びやすいB6スリムサイズで、持ち運びの際にカバンの中でページが折れたりしないようゴムバンドが右下についています。表紙は春夏秋冬をイメージしたカラーになっています。春の新緑をイメージした「グリーン」、夏の海をイメージした「ブルー」、秋の紅葉をイメージした「レッド」、冬の雪降る日をイメージした「グレー」の4色です。1冊約3ヶ月で使い切れるので、これからライフログにチャレンジしたい方も気軽に始められます。
ダイゴー「isshoni.ノートブック デイログB6スリム」
カラー:グリーン、ブルー、レッド、グレー
B6スリムサイズ1485円(税込み)
2025年のトレンドは「ライフログ手帳」
コロナ以降スケジュールをスマホや社内ツールなどで管理する人が増え、手帳で予定管理をする人が減りました。その反面、近年は「ライフログ」や「ログ」としての手帳の使い方がトレンドになっています。ライフログやログ手帳とは、日々の体験や情報を記録する手帳の書き方で、日記と同じような意味合いとして使われています。仕事の計画だけでなく、プライベートの趣味や、家族との思い出などの記録をとる方も多く、紙の手帳を使わなくなってしまったという方は今年はライフログにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ABOUT執筆者紹介
文具ライター やまぐちまきこ
人気サイト「フムフムハック」の編集長。手帳やノート、ペンなどの文具を中心とした情報を発信中。雑誌やWEBで文具ライターとしても活躍しており、「NIKKEIリスキリング」で文具記事を連載中。ラジオにも多数出演し文具情報を紹介している。