15 June

在宅勤務からオフィスに復帰!withコロナ時代のオフィス勤務に必要なこと

update_2020年06月15日   
社会保険ワンポイントコラム

全国の緊急事態宣言が解除され、在宅でのテレワークから再び出社するようになっても、前と同じ日常が戻ってくるわけではありません。長期にわたるテレワークの経験が、仕事に対する感覚を変えてしまった部分もあるでしょう。そしてウイルス対策をしながら同僚と同じ場で働く、という新たな課題も出てきました。withコロナ時代の新たな働き方について、3つの面から見てみましょう。

オンラインのコミュニケーションを対面のコミュニケーションに活かそう

メールやチャットでの文字のコミュニケーション、オンライン会議での画面越しのコミュニケーションでは、対面の場合と違って微妙な間合いや表情が伝わりにくくなります。対面であれば、ちょっとうなずいて済ませていたことをすべて言葉にするなど、「相手に伝える」という意志と工夫が必要になってきます。出社するようになって、オンラインのときのように、細かく気を使わなくても済む、と安心していてはいけません。表情や間合いによる「阿吽の呼吸」は、社内の了解事項に通じている人や、長時間ともに過ごす人同士ではストレスのないコミュニケーションですが、そうではない人たちにとっては、逆に足かせになる場合があります。具体的にいうと、若年層、中途入社でキャリアの浅い人、パートや時短勤務中の人、派遣社員、外国人等の人たちは、明確に言葉にして説明・指示する、伝わったかどうか確認する、という「ぎこちなく気を使う」コミュニケーションのほうが、仕事がやりやすくなります。せっかくのテレワークの経験を活かして、そのような視点から、もう一度自分のコミュニケーションを見直してみましょう。

社内制度を見直し、柔軟な働き方につなげよう

在宅勤務中は通勤の必要もなく自分の裁量で柔軟な時間で働いていたのに、また長時間の通勤と時間に縛られる毎日が戻ってきてがっかり。こんな気持の人も多いでしょう。しかし、通勤しなくても全員一斉の勤務時間でなくても、業務が回っていて自分も楽に働けていたのであれば、その経験を今後の業務に活かさない手はありません。いまこそ、勤務体制や社内制度の見直しに取組みましょう。通常は、社内制度を変更する際は、「新たな制度ではどうなるのかよくわからない」という不安がつきものですが、在宅勤務の経験を経たことで、「より働きやすい制度」へのイメージがわき、具体的にこのようにしたい、というアイデアも出てきやすくなっています。

マスク着用、同僚とのランチ、物品の共用に新たなルールを

長時間同僚と日常をともにする職場では、ウイルス感染対策に新たなルールが必要になってきます。これから暑い季節を迎え、マスクをずっとつけていると、熱中症の危険があります。マスクをつけているべきとき、外してもよいときの区別について、職場で話し合っておきましょう。また、同僚とおしゃべりしながらのランチは楽しいものですが、当分ランチは別々に、いっしょに食べるときも横並びで座り、なるべくおしゃべりしないという習慣が必要です。さらに、職場では共用の物品がかなりあるはずです。個別にできるものは個別にする、共用せざるを得ないものは消毒のルールを決めるようにしましょう。

ABOUT執筆者紹介

メンタルサポートろうむ 代表
李 怜香(り れいか)

社会保険労務士/産業カウンセラー/健康経営エキスパートアドバイザー/ハラスメント防止コンサルタント(公益財団法人21世紀職業財団 ハラスメント防止客員講師)

原稿提供元株式会社ブレインコンサルティングオフィス「かいけつ!人事労務」

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