やっぱりインボイスが人気記事?「みんなの経営応援通信」2023年アクセスランキングを発表!
おんすけと学ぶ税務情報
2023年も残りわずかとなりました。今年の税制ニュースとしては、10月1日にスタートしたインボイス制度が何かと話題になっていた印象です。「みんなの経営応援通信」でもインボイス関連の記事を多数掲載し、インボイス制度対応のための登録申請書類を簡単に作成できる「みんなのインボイス」もオープンいたしました。
今回は、「みんなの経営応援通信」の2023年アクセスランキングを振り返ってみたいと思います。インボイスが多くランクインしてくるのか、インボイス関連でもどのような分野が特に関心を集めているのか、気になる結果はどうだったのでしょうか。
人気記事ランキング 1位〜5位
第1位:インボイス制度に対応した領収証の書き方・記載例~小売業、飲食店業など領収証でインボイス制度に対応する方法~
堂々の第1位は、インボイス制度に対応した領収証の書き方を解説した記事です。「インボイス(invoice)」とはもともと英語で請求書という意味ですから、インボイス制度イコール請求書というイメージが根強く、領収証を発行している場合はどうしたら?と疑問に思う方が多いようです。詳細は、ぜひ本記事をお読みください。
第2位:【インボイス制度】登録されているか確認する方法&公表サイトではどんな情報が公開される?
第2位は、適格請求書発行事業者公表サイトについて解説した記事です。適格請求書発行事業者に登録した方は、自動的に公表サイトに情報が公開されます。実はこの記事の掲載は22年8月で去年のランキングでも第3位でした。どのような情報が掲載されるのか、インボイス制度がスタートしたことで、再度関心が集まっているのかもしれません。
第3位:【インボイス制度】領収書はどう書くべき?手書きもOK?個人の飲食店・小売店に解説
第3位は、第1位の記事と類似のトピックです。インボイスといえば請求書という印象から、領収書のインボイス対応をどうしたらよいのか、まだまだ疑問に思っている方が多いのでしょう。「手書きの領収書はインボイスとして認められるのか」というよく聞かれる疑問についても、記事内で合わせて解説しています。
第4位:インボイス制度のスタート後、売り手負担の振込手数料にどう対応する?少額の返還インボイスには交付義務の免除措置も予定。
第4位は、インボイス制度下で、振込手数料を売り手が負担する場合に会計処理をどうすればよいかという記事です。実は、売り手負担の振込手数料をどのように処理するかによって、インボイスの保存などの対応方法が異なるため、注意が必要です。実際のビジネスでもよく発生する事例ですので、処理方法と注意点を押さえておきましょう。
第5位:【インボイスと家賃】もう準備はOK?口座振替、口座振込の家賃の場合はどう対応する?
第5位は、事務所や店舗の家賃支払いにおけるインボイス対応についての記事です。家賃の振込に対して請求書や領収書を受領していないケースも多いと思いますが、インボイス制度開始後に家賃額の仕入税額控除を受けるには、適格請求書が必要になります。このケースに当てはまっている方は、今から適格請求書を受け取れるように手配しておきましょう。
人気記事ランキング 6位〜10位
第6位:バスに乗ってもインボイスは必要?通勤手当・日当などの交通費にまつわるインボイス制度の特例を解説。
第6位は、インボイス制度における交通費の扱いを解説した記事です。少額の交通費のためにインボイスの受領・保存を毎回行うのは面倒、と感じる方も多いのではないでしょうか。公共交通機関を使用した料金については、一定の条件下でインボイスの交付義務が免除されます。どのような場合に免除されるのかは、ぜひ本記事をお読みください。
第7位:【2022年年末調整】年末調整と確定申告、両方やるのはどんな人?
第7位は、年末調整と確定申告についての解説記事です。会社の年末調整を受けていても確定申告が別途必要になるケースもあります。なぜなら、年末調整では申告できない所得や控除があるからです。本記事では年末調整と確定申告の違いを解説した上で、両方が必要になるのはどんな場合か、例を挙げて解説しています。
第8位:ふるさと納税の控除は正しい?住民税決定通知書での確認方法を解説
第8位は、ふるさと納税控除の確認方法を解説した記事です。ワンストップ特例を申請したものの、本当に控除されているかどうか心配になったという経験がある方も多いのではないでしょうか。残念ながら控除漏れが発生してしまう可能性もありますので、念には念を入れて、しっかり確認しておきましょう。
第9位:インボイス「2割特例」とは?どれくらい節税できる?注意点も解説
第9位はインボイス制度における「2割特例」についての記事です。2023年度税制改正では、インボイス制度の激変緩和措置として2割特例が設けられました。2割特例は納税負担が少ないと言われていますが、他にもメリットはあるのでしょうか。注意点も含め「どれくらい節税できるのか」をお伝えしています。
第10位:共働き夫婦の子供はどちらの扶養? 令和3年8月からの健康保険の新基準を解説します。
第10位は、健康保険の被扶養者認定基準が令和3年8月から一部変更になったという記事です。共働き夫婦の子供が夫と妻どちらの被扶養者になるのか、その認定基準をより明確化した形です。こちらの記事は2021年11月に掲載されたものですが未だにアクセスを集めているので、疑問を持って調べる方が多いトピックなのかもしれません。
番外編:クリエイターと税金[第1回]:人も税も中身が肝心?クリエイターが独立前に稼ぐ「お金の性質の違い」について解説
番外編として、イラストレーターの高橋きのさんに制作していただいた「みんなの経営応援通信」オリジナルキャラクター「おんすけ」「はっちゃん」の初登場記事をご紹介します。二人が冒頭の四コマ漫画に登場し、難しい印象の税務の記事を柔らかく身近に伝えています。
「おんすけ」「はっちゃん」が登場する記事は「おんすけと学ぶ税務情報」にまとめています。気になった方はぜひこの機会に二人の活躍をご覧ください!
まとめ
以上が、「みんなの経営応援通信」の2023年人気記事ランキングとなります。10記事中7記事がインボイス関連で、10記事中5記事がインボイス関連だった去年のランキングを上回る結果となりました。
10月からスタートしたインボイス制度は非常に複雑で改正も多いため、実務の中で様々な疑問を持って検索する方も多いのかもしれません。「みんなの経営応援通信」でも、インボイス関連の情報に注力して発信してきました。
来年以降もインボイスのみならず、税制改正、法改正、個人事業主関連やライフハックなどの有益な情報を発信していきます。2024年も「みんなの経営応援通信」をよろしくお願いいたします。
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